Shihab Sharar Sumon/フィールド担当
バングラデシュ大学 社会学学士
私はかつて、幼少期に与えられるべき当然の権利や機会を奪われた、路上で暮らす子どもの一人でした。そして青空教室で大樹兄ちゃんたちと出会い、エクマットラで育ちました。
エクマットラとの出会いが私の人生に大きな変化をもたらし、未来を切り開いてくれました。路上に住み物乞いをしていた私が大学を卒業して一人前に仕事ができるようになるなど、誰が想像できたでしょう。
おかげで現在では、自分自身のキャリアを順調に歩むことができています。エクマットラに保護され、支援を受けていた子どもだった私が、今は青空教室の先生やフィールドワーカーとして、団体の活動に参加し、路上の子どもたちを明るい未来へと導く仕事をしています。
そんな自分を、そしてエクマットラの活動を私は心から誇りに思います。
私自身の実体験が、今まさに困難の中にいる路上の子どもたちにとっての希望となるよう、私はこれからもバングラデシュの恵まれない子ども達やストリートチルドレンのために、全力で日々尽力していきたいと思います。