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【毎年恒例の冬服配布イベント】(2023.12)

今年も毎年恒例の冬服配布イベントが行われました。
この冬服寄付は日本人の方が中心となり、毎年日系工場の皆様からエクマットラへ沢山の冬服をご寄贈いただいております。
今年は団体内で話し合いを行い日本人の皆様からも事前にご了承をいただき、エクマットラアカデミーに住む子どもたちには必要分のみいただき、今も路上生活をしている子どもたちや人々へ優先的に冬服を配ろうということになりました。
エクマットラの子どもたちは衣食住も恵まれた環境で今現在暮らしていますが、今もなお路上生活をしている子どもたちやそのご家族はダッカに沢山いて、そうした方々は寒くなってきた路上で凍えながら暮らしています。
そうした現状も鑑みて、エクマットラのフィールドチームが事前に調査・準備を行い
・エクマットラの青空教室に来てくれている子どもたちとそのご家族
・路上生活者の中でもより過酷な状態で生活している方々
以上の方々へ優先的にクーポンを配布し、クーポンと引き換えという形で冬服の配布を行いました。
昨日、冬服の配布会場には200人以上の方々が来場し、各工場から送られてきた新しい冬服を嬉しそうに持ち帰っていきました。
路上生活をしている方々にとって一枚のセーターはとても高価な品であり、多くの方がその一枚を買えずに夏と同じ格好で冬の寒さに耐えながら年末年始を過ごします。
「赤ちゃんを包む毛布代わりに使うね!」
と、セーターをもらっていた男の子の笑顔がとても印象的でした。
皆様からいただいた綺麗なセーターは洋服としてだけではなく、今現在路上で暮らしている子どもたちや人々にとって毎日を温かく過ごすための防寒・布団代わりにもなる貴重なプレゼントとなっていることを感じました。
もちろんセーターを渡すだけではその男の子や赤ちゃんの人生を変えられないことは重々承知しています。
私たちがアカデミーに受け入れ育てていける子どもの数には現状限りがあり、フィールドに行く度に目の当たりにする今も路上生活をしている子どもたちの姿には、頑張る力と共に自分たちの無力さを感じることばかりです。
しかし、例え微力でも自分たちが今出来ること、役に立てることを必死にやっていく中で、少しでも彼らの人生が豊かなものになるよう、エクマットラとして活動を模索しながら続けていきたいと思いました。
昨日の冬服配布のイベントにはエクマットラの卒業生たちがボランティアスタッフとして集まってくれて、それぞれ役割分担をしながら配布作業を手伝ってくれたおかげでとてもスムーズに配布することができました。
それぞれの立場から沢山の想いが集まり、今年は例年よりも更に良い形で必要な方々に冬服を届けられたこと、とても嬉しく思います。
ご協力いただいた日系工場の皆様のご厚意に心より感謝を申し上げます